以前の記事で、フライト日のCA(客室乗務員)のモーニングルーティンをご紹介しました。
今回は続きの羽田ードバイ便に乗務後、会社の寮に帰宅した後のルーティンをご紹介したいと思います。
早朝時にランディング
機内のお客様をお見送りして、本社に戻り、会社バスかタクシーで帰宅します。
会社バスは住んでいるマンション(会社の借上げ寮)のエントランス前まで送ってくれるので、とても便利です。
ステイ先の購入品を冷蔵庫へ
まずスーツケースとキャリーバッグを開けて、ステイ先で購入した要冷蔵の食べ物を冷蔵庫に移します。
以外と知られていませんが、ドバイへは生鮮食品・肉製品の持ち込みもOKなのでクルーは毎回かなりの食材を持ち帰ります。
私自身もドバイでは数えるほどしかスーパーへは行ったことがなく、ヨーロッパや日本ステイの際に食材を購入することが多いです。肉やヨーグルトなどそのままにしてしまうと悲惨な事になるので、どんなに疲れていても食材の保管には気をつけています。
一度日本からブロッコリーを持って帰ってきたことがあります。
機内で食材を冷蔵庫に入れていたんですが、着陸後にバッグに戻そうとしたら入らなくなってしまい、手に抱えて帰った思い出があります(笑)
フラフラになりながらの着替え
オーストラリア線など14時間を超えるフライトでは疲れ過ぎて、ユニフォームから着替えるのも一苦労です。
でもここで着替えたら、ゆっくり寝られる‥!と力を振り絞りパジャマに着替えます。
ロングフライトでは着圧タイツを履くことも多いので、脱ぐ瞬間は解放感があります(笑)
最後の難関・化粧落とし
もう立っているのも辛いぐらいの眠気です。
フライトハイでアドレナリンが出まくってテンション上がっていた気分もすっかり落ち着き、その反動で強烈な睡魔が襲ってきています。
「メイク落とし…起きてからでもいいかな…」と何百回自問自答したでしょうか。
そして誘惑に負けて、次の日顔を見て叫ぶということも。ですので、ここは明日の私のために力を振り絞ります!!
メイク落としはこちらを愛用。
泡立てずに、ジェルをそのまま肌に乗せてクルクルとマッサージします。
メイクと馴染んだら、少しずつ水を加えて乳化させて泡立て、しっかりと洗い流します。
アメリカのKiehl’sで、美し過ぎる男性スタッフに教えて貰った方法です。
小鼻の汚れがびっくりするほど落ちるのでオススメです。
メイク落としシートは絶対に使いません。
擦るぐらいなら、化粧水・クリームをメイクの上から塗って寝ます。
因みにシャワーを浴びるのは起きてからです。
以前は機内の疲れも汚れも綺麗サッパリ落としたい!!と、帰宅後すぐにシャワーを浴びていましたが、気圧の関係で着陸後すぐに熱いシャワーを浴びると身体に良くないと知り、起床してから浴びるようになりました。
至福のベッドタイム
お肌をすっきりさせたら、ようやくベッドタイムです。
アラームはかけずに体力が戻るまでトコトン眠ります。
それではおやすみなさい♪
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