今年もクリスマスがやってきました。
2020年はコロナの影響でクスマスマーケットや親せき友人の集まりも規制されて、例年のようにワクワクするような雰囲気も少なくなってしまっていたように感じます。
外出の楽しみは残念ながら減ってしまいましたが、その分お家で出来るクリスマスのデコレーションやお菓子・ごちそうなどはいつもより気合が入っていましたので、とっても可愛いクロアチアのクリスマスのツリーやごちそうの習慣をお届けします。
クリスマスツリー
本物のモミの木を飾る
クロアチアでは、本物のモミの木をクリスマスツリーとしてデコレーションすることが多いです。
毎年12月の頭~中旬に購入して、家のお庭やガレージに保管しておきます。良い形の木は早い者勝ちです!
ツリーを飾る時期と期間
家庭にも寄りますが、クリスマスツリーを飾る時期はクリスマスイヴが多いです。
日本で育った私としては早くツリーを飾ってクリスマスの雰囲気を味わいたいところですが、クロアチアではクリスマス当日から飾りはじめ、鏡餅ではなくクリスマスツリーと共に年越しして1月7日まで飾る家庭が多いようです。
今年は背の高いモミの木をゲットしたので、てっぺんが天井に付いてしまっています(笑)
ツリーを飾ると一気にクリスマスムードが高まってウキウキします。(が、時はすでにクリスマス当日)
日本だとクリスマスイヴがメインで、25日を過ぎるとお正月へ一直線なので不思議な気分です・・・
クリスマスの日のごちそう
クロアチアの伝統的なクリスマスのご馳走は、チキンスープ・ロシアサラダ・ローストポーク(ビーフ)です。
このロシアンサラダが大好きで、バケツ一杯は食べたんじゃないかな・・・刻んだきゅうりのピクルスが入っているんだけど、強めの酸味がマヨネーズと合って美味しい。
作り方はこちら→東欧クリスマスディナーに欠かせないフレンチ(ロシアン)サラダの簡単レシピ!
今年のローストポークは1週間前から準備した手作りのものです。10キロ程あるので1週間は持ちます。
クロアチアの田舎では、まだまだ家族や友人で集まってお庭で豚の丸焼きのローストポークを作る人たちも多いです。うちでは、毎年友人の家の暖炉を借りています。
5時間近くかけてじっくりと油を落としながらこんがり焼かれたポークは最高ですよ~!
中はしっとりやわらかく、外側の皮はパリッパリです!私はこの皮が一番好きです。
お菓子
日本のように苺が乗ったショートケーキを食べる文化はなく、代わりに数種類のクリスマスケーキとクッキーを手作りしてローストポークと同じようにこちらも1週間ほど楽しみます。
オペラのようなチョコとクリームが層になったオペラ(のような)ケーキ・ココナッツ・コーヒークリーム・オレンジクレームと様々な味があって飽きません。
ミニサイズにカットするので色々な味を一度に楽しめるのが、良いところ。
クッキーも形や味が異なる種類が沢山あるので、飽きることなく楽しめます。
お気に入りは左上のペッパーシナモン味のもので、有名なパプレニャクと呼ばれるもの。
こちらのクッキーはお土産としても有名で、街のお土産屋さんや空港で購入することができます。甘さとスパイシーさが丁度よくクセになる人も多いので、見かけたら是非試してみてくださいね。