クロアチアの世界遺産にも登録されている古都トロギール周りを城壁に囲まれた小さな島で、まるでおとぎの国のように可愛らしい街並みをしていることで有名です。
アドリア海に面し、有名観光地のスプリットからも近いので気軽に日帰り旅行で訪れることも出来ちゃいます!
今回はそんなトロギールの観光スポットを写真つきで分かりやすくご紹介します。
世界遺産の旧市街・所要時間は?
クロアチアといえばオレンジ色の屋根!
観光のメインである旧市街は魔女の宅急便のキキが住む街にそっくり。
大きな時計塔もある可愛い街並みは、目に入るもの全てがフォトスポットです。歴史のある古い石畳の道を歩いていると、なんだか中世にタイムスリップしたような気分になってしまうかも。
トロギールを訪れるべきベストシーズンは6月~9月の夏。空とアドリア海の青とオレンジの瓦が一番美しい季節です。トロギールの街は見どころが旧市街に集まっているので有名観光スポットだけなら2時間、ランチやカフェを楽しんでも半日あれば十分に観て周れちゃいます。
強い日差しに疲れたら、少し離れたトロギールのビーチでひと泳ぎする観光客もたくさんいます。透明度の高い綺麗なアドリア海に面する夏のクロアチアでは水着がマスト!
旧市街への入り口・北門
この門をくぐるとトロギールの旧市街が始まります。
イヴァン・パブロ広場(Trg Ivana PavlaⅡ)
街の中心の「イヴァン・パブロ広場(Trg Ivana PavlaⅡ)」には、聖ローレンス大聖堂・時計塔・市庁舎と歴史的な建造物が立ち並んでいます。
聖ローレンス(ロブロ)大聖堂(Katedrala sv.Lovre)
ユネスコ世界遺産にも登録されている聖ロブロ大聖堂(クロアチア語ではロブレと発音)
13世紀初頭~17世紀の間に損傷と修復を繰り返し、長い期間をかけて建設されたので各階層ごとに様々な建築様式が組み合わさっています。
聖堂内のアーチやレリーフが繊細で本当に美しいので、内部の見学をおススメします。鐘楼の高さは47mあり、登ることも出来ます。
時計塔(Toranj gradskog sata)
童話に出てきそうなフォルムのとっても可愛い時計塔。
いまだに現役で、昔と変わらずトロギールの街の市民に時間を伝え続けています。
時計塔の横の壁には、裁判所だった頃の当時のレリーフも良い状態のまま残っています。
ドミニコ会修道院(Dominikanski samostan)
暖かい気候なので、ヤシの木が多く生えているアドリア海の都市。勿論トロギールの街中にもヤシの木が沢山植えられていてゆったとした穏やかな雰囲気を演出しています。
カメルレンゴ要塞(Tvedava Kamerlengo)
旧市街の端、プロムナード沿いに佇むカメルレンゴ要塞。
外敵からの襲撃を備えるために、以前からあった塔を15世紀にヴェネツィア人が改修して出来た砦です。トロギール市民からの反乱を押さえる目的もあったので、砦の上からの眺めでは旧市街と海を一望できるようになっています。
カメルンゴ要塞の砦からはオレンジ色の屋根と青い海のコントラストが映える街の絶景が見渡せるスポット。
ひと際目立つ街のシンボルの大聖堂とプロムナードは絶対に写真に収めたい景色です。
トロギールの夜景は暖かみのあるオレンジ色のライトなので、夜景も素晴らしいです。
トロギールのビーチ
観光に疲れたら、トロギールのビーチでゆっくり過ごすのもおすすめ。
旧市街から徒歩で10~30分ほどの場所にいくつか遊泳可能なビーチがあります。
実はヨーロッパ中から観光客が訪れるほど、澄んだアドリア海のビーチは人気なんです。
アクセス・行き方
スプリットから
トロギールはアドリア海のダルマチア地方に位置しています。
観光地スプリットから約30キロ・40分ほどの距離なので、バスやフェリーで気軽に日帰り旅行も可能です。
本数は少ないですが、おすすめはフェリーの利用!
アドリア海を眺めながらゆったりと移動を楽しむのも旅の醍醐味です。
シベニクから
シベニクからの距離は約50キロ。
長距離バスを利用して約1時間で訪れることができます。本数も多いので、まるまる一日開いているなら、シベニクとトロギールの2都市を楽しむことも可能です。
おわりに
日本ではまだまだ知名度の低いトロギールですが、長い歴史もある街で可愛い街並みを歩いているだけでも、とっても楽しいのでおススメです。