クロアチアでは一家に一つ必ず常備されている「ベゲタ・vegeta」
日本でいう味の素やほんだしのように、クロアチアの家庭には欠かせない万能調味料です。
最近日本のテレビ番組で紹介されたらしく、ベゲタについて質問を受けることが多くなったので、味や価格・ベゲタのおすすめレシピやクロアチア(日本)での買える場所についてご紹介します。
クロアチア料理に欠かせない調味料「ベゲタ」
ベゲタはクロアチアの「PODRAVKA」という食品会社のブランドです。
ベゲタの他にも調味料や缶詰やお菓子、レトルト食品を製造していて、クロアチアではとてもポピュラーな会社です。(日本の味の素やカルビーのようなイメージかも!?)
香りは野菜コンソメにスパイシーなハーブを加えたようなイメージが近いです。
ぺろっと舐めてみると、そのままでも美味しい(笑)
旨味が凝縮されていて、どんな料理にも合いそうです。
ベゲタの原材料
エネルギー | 137 kcal / 583 kJ |
---|---|
脂質 | = 0.5 g |
-うち、飽和脂肪酸 | 0.2 g |
炭水化物 | = 32 g |
-うち、 砂糖 | 22 g |
タンパク質 | = 8.5 g |
食塩 | = 56.9 g |
Source: Podravka dd | 製品 100 g あたり |
「PODRAVKA」HPより引用・筆者翻訳
原材料はとってもシンプル。
塩・乾燥野菜・アミノ酸調味料・砂糖・ハーブ・コーンスターチ・着色料。
また栄養成分表を見てもわかるように脂質は少なく、塩と乾燥野菜がメインのパウダーになっています。
ベゲタのおススメレシピ
オーブンチキン
クロアチアでは基本的に鶏料理にベゲタを使用します。
私のクロアチアの家では、骨付きの鶏もも肉にベゲタをたっぷりと擦りこみ10分ほどなじませて、オーブンで焼くことが多いです。
とっても簡単でシンプルなのに、しっかりした味付けの美味しいチキンが出来上がります。見た目もなんだか手の込んだ豪華さがあり、よく食卓に上がるレシピです。
ベゲタポテト
こちらもオーブンで作れる一品。
くし切りにしたじゃがいもを電子レンジで軽く温めた後に、マッシュルームやトマトなどのお好きなお野菜を加えてオリーブオイル・ベゲタをまぶします。それを250°に準備したオーブンで約30分!
ホクホク簡単サイドメニューです。
野菜スープ
ソーセージ・トマト・玉ねぎを炒めて水を入れゆっくりと沸騰させた後、仕上げにベゲタを小さじ2杯ほど入れるだけで、立派な野菜スープが出来上がり。
即席スープなのに、味は本格的!コンソメとはまた違った身体に優しい美味しさです。
斬新な冷ややっこ!?
日本の両親からの連絡で知った、日本のテレビで紹介されていたらしいベゲタの美味しい食べ方です。
ベゲタとお豆腐!?と驚きましたが、案外イケるみたいです。またてんぷらにも合うとか。
クロアチアでは日本の滑らかなお豆腐やてんぷら粉はなかなか手に入りませんが、日本に一時帰国したら試したいレシピです。
ベゲタ使用時の注意点
注意点は、日本の調味料より塩が多めに使われていること。
クロアチアのコンソメや万能調味料は全体的にしょっぱめな事が多く、日本の調味料の感覚で使うとかなり塩辛くなってしまいます。
チキンや冷ややっこなど、ガツンとした旨味が必要な料理は多めで大丈夫ですが、スープやカレーの隠し味に使う際は、気持ち少なめの使用がおススメです。
ベゲタはどこに売っている?
クロアチアでの販売場所と価格
クロアチアのスーパーマーケットではお店の規模に関わらず、どのお店にも必ず売っています。
塩やハーブを売っている調味料の棚にある青いパッケージが目印です!
価格は約6kn~からで、一番人気の250gは13kn(約220円)とリーズナブルなお値段。
サイズは使い切りの18gから使いやすい200g、スプリンクラー(ふりかけ)タイプ、大袋2kgまで幅広くあります。
お土産用なら使い切りサイズ、自宅用に大きいサイズなど好みにあった容量を選んでくださいね。
日本でも買える?
海外食品なので成城石井やカルディ、コストコでの取り扱いがありそうですが、現時点では楽天やAmazonなどのネット通販/オンラインでの取り扱いのみです。
Amazon通販はこちらから
楽天通販はこちらから
yahoo通販はこちらから
まとめ
クロアチア料理に欠かせないベゲタ。
ヨーロッパ中心に40ヶ国に輸出されている大人気万能調味料です。
クロアチア旅行にいらっしゃる際には、ぜひお土産候補にいれてみてくださいね!